ブルーアワーに祈りを
HAYAMI SAORI Special Live 2019 "CHARACTERS" in Osaka
のライブレポ書きたかった…(土曜仕事・日曜休めない・金欠・体調不良の4連即死コンボでライブ不参加)
今回は早見沙織さんの楽曲の中で一番好きな曲をつらつらと。
ブルーアワーに祈りを
作詞:早見沙織 作曲:川崎里実 編曲:前口 渉
https://www.youtube.com/watch?v=4x1oUHdixsY
デビューシングル「やさしい希望」のカップリング曲にして、早見さん自身が作詞を手掛けた楽曲。
発売されてから4年も経っているだけれども、早見さんの楽曲の中では
ダントツに深入りできる曲で、未だにライブで聞くと優しい涙がすっと流れ出す一曲です。
この曲は非常にスローテンポで入りで鳴っている音が少ないため、曲の世界にすっと入りやすく
じわじわと染みてくる楽曲であり、音とタイトルと歌詞で完全に世界を創り上げているところが非常に魅力的なんです。
そもそもタイトルの「ブルーアワー」とはなんぞや???というところからなのですが、
ブルーアワー(英: blue hour)は、日の出前と日の入り後に発生する空が濃い青色に染まる時間帯のことである。
元々はフランス語のl'heure bleueに由来する。
————————フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 より
この曲を聴く限りではおそらく日の出前の瞬間を指しているのだと思います。
この曲の注目してほしいところは、これほどまでにスローテンポでバラードなのに、とても前向きであるところなのです。
ブルーアワーに祈りを
今はともに
喜びの朝が来るように
寄り添おう
明けの明星を待つかのように寄り添っている情景が歌詞と音楽で表現されており、
その後の音の盛り上がり方、歌詞の運び方からしっかりと前を向いている
もしくは前を向き始めた描写が感じ取れる流れになっております。
個人的な話になりますが、社会人1年目で仕事が立て込み
家と職場を往復する日々がしばらく続いた時期がありました。
日々に追われ趣味に避ける時間はなく、また仕事がうまくいかず精神的に厳しくなってきたときに
うまくいかない日々
涙が 溢れた
それでいいよ
このセンテンスにどれだけ救われたか、どれだけ勇気づけられたか。
早見さんの優しく目の前の人を慈しむような歌声も相まって、この曲がなければ乗り切れなかったのではないかと思っているくらいです。
もしあなたに大切な人がいるのであれば、ブラック・ルシアンやオールド・ファッションなどを傾けながら、
味わうように聞き入ってほしい。
どうかこの記事を読んでくださった皆様に
喜びの朝が来るように—————